取材・旅

織姫に合う旅 染分け襷で布晒す編

 ←織姫に合う旅 糸を産み出す編 →織姫に会う旅 雪晒しの巻
「お満ヶ池に行ってみましょう。」
小千谷縮の祖、明石次郎(堀将俊)はその家族(妻お満、娘の千代・袈裟)とともに、
この地方にあった麻布の織り方に改良を加え、苦心の末、よこ糸に強い撚りをかけて布を織りあげ、
仕上げの工程でシボを出す技法を考案。
また、これまでの白布に、縞や花模様、飛白(かすり)を織り出すこと、
また晒し法、仕上げ法など、独特の改良によって、従来の越後布に革新的な成果をもたらした。
中越地方の古い里謡に「高い山から谷見ればお満可愛いや染分け襷で布晒す」という歌詞があり、
これは、山谷峠下の清水で妻お満が布を晒している情景を歌ったものと推測される。
このお満ヶ池が、里謡に残る清水で、当時はきれいな水が湧いていたそうだ。
高い山、谷といった地形もピタリと当てはまる。
CA391256s.jpg



1メートル弱はあろうかと思われる雪に覆われ池は見えなかったが、
堀将俊が身を寄せた西牧家も程近いこの地は、
今から350年余り前の彼らに想いを馳せるに十分であった。
もしかしたら、雪のお陰で、当時とあまり変わらない情景を彷彿とすることが出来たような気もする。
関連記事
スポンサーサイト



~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【織姫に合う旅 糸を産み出す編】へ
  • 【織姫に会う旅 雪晒しの巻】へ