取材・旅

織姫に合う旅 糸を産み出す編

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「これから会うのは、農家のおばあちゃんです。
中越地震前は、畑もかなりやっていたんですが、
地震後は、1年中苧績みをするようになりました。畑作業は以前に比べるとほんの少しになったようで」。
訪ねたのは、小栗山地区の黒崎キイさん。
お宅に上がらせて頂くと、お座敷の傍らに青苧があった。
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こたつに入り隣で「苧績み」を見せて貰う。両手親指の爪は1センチはあろう。
「これは大事な道具です。青苧を細く細く裂く必需品」と黒崎さんは言う。
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この苧績みをする女性は、現在新潟県内で10人ほど。小千谷では3~4人だという。苧績みの講習会も行われており、キイさんも指導していらっしゃるが、後継者が育つのは難しい。

「これが、収める時の状態です」と納品前の糸の束を見せて貰った。
絡まないようにふんわりとゆるい輪が重なり、光沢がある。完成品としての威厳が感じられた。
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感想 

400年前の上杉謙信公の頃は、京都の物より高く売れ、上杉家(越後)の主力輸出品だったというのが、夢のようですね。
またの栄華を頑張って頂きたいものです。

No title 

同感です。
小千谷縮を支え、伝える方々にお会いすると、
底力を感じます。
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